天王寺の産婦人科 おおつかレディースクリニック
HOME > ブログ> 不妊治療> PCOSの患者さんがクロミッドで排卵しない場合には排卵誘発剤の注射を

PCOSの患者さんがクロミッドで排卵しない場合には排卵誘発剤の注射を(16.12.17)
line01

Q,20代後半PCOSでクロミッド服用していますが、卵胞がなかなか育ちません。
もし今後注射での誘発となる場合、卵巣が腫れてリセットになることが多いと聞き、妊娠できるか不安に感じています。
出来るだけ早く妊娠したいという思いがあり、内服での誘発が無理なら体外受精を早めに開始するのは焦りすぎでしょうか。

おおよその体外受精へのステップアップの時期を教えていただけたら幸いです。

A, PCOSの患者さんがクロミッドで排卵しない場合には、排卵誘発剤の注射をするのが次のステップですね。
年齢が30才の後半の方ならともかく、すぐに保険の効かない体外受精をしなくても、保険治療で妊娠される方はかなりいると思います。


Q,お返事ありがとうございます。

ただ私の場合は片方の卵管が詰まっているようで、毎回の卵胞チェックでも閉塞側の卵巣は見えにくく、その側では卵胞が確認されたことがありません。

このような場合でも、体外受精の適応にはならないでしょうか。もし排卵誘発剤の注射で閉塞側の卵胞ばかり育てば妊娠の可能性が低くなりそうで不安なのですが、どうでしょうか。

ご意見よろしくお願いします。

A, 幸か不幸かPCOSの方にHMG製剤を使って排卵誘発をすると、複数の卵が両側の卵巣にできることがよくあります。
あなたのような方でしたら、積極的に複数の卵ができるように排卵誘発治療をされたら良いと思います。
ただしこの方法は卵巣過剰刺激症候群という副作用も伴いますので、排卵誘発治療に経験のある医師を選ばれるべきと思います。当クリニックでも排卵誘発治療を行う患者さんが多数いらっしゃいますので、選択肢のひとつにどうぞ。

line01
«前へ | BlogTOP | 次へ»
cat:不妊治療
line01
☆同じテーマの投稿
line01
【BLOG】〜院長が皆様のお悩みにお答えします〜
☆Page Navi
0HOME
1医院案内
2院長紹介
3癌検診について
4不妊治療
5生理不順
6妊婦検診
7生理痛診療
8避妊について
9性感染症
10人工妊娠中絶
line01
☆Staff Blog
人工授精について (23.06.03)
無排卵 (23.05.28)
娘の生理痛 (23.05.20)
性器出血 (23.05.13)
ホルモン注射後の生理 (23.05.06)
line01
☆Search
line01
☆Tag
line01
↑Pagetop
line01
TEL:06-6776-8856
大阪市天王寺区南河堀町9-40
Copyright(C)
おおつかレディースクリニック