性感染症
性感染症について
性感染症はその種類によっては、「かゆみ」や「おりものが多い」などの自覚症状に乏しい方もあります。
コンドームをつけずにセックスしたり、複数のパートナーがいるなどの方は、性感染症にかかっている可能性が高いので、検査を受けることが望ましいでしょう。
【主な性感染症の種類と特徴】
■クラミジア
自覚症状は特になく、おりものが多くなる程度です。
・治療方法
特殊な抗菌剤を使用して治療します。
又、放っておくと不妊症を引き起こす場合があります。
■淋病
感染後2〜9日して、排尿時にかゆみ、痛み、熱感が出ます。
・治療方法
菌が強くなった為、普通の抗生物質では効きにくくなっています。
恥ずかしがらず、受診される事をおすすめします。
■ヘルペス
性的接触後3〜10日で、外陰部に小さな水泡や潰瘍ができ、2〜3週間はかゆみや痛みをともなうのが特徴です。
・治療方法
ヘルペス用の抗ウィルス剤を投与します。
■尖圭コンジローム
感染2〜3カ月後、外陰部、肛門の周囲などに米粒大〜小豆大の腫瘍が多発します。
腫瘍の尖端はとがっており、鶏のとさかや花キャベツのようにも見える独特の形をしています。
■AIDS
感染後すぐに発症するわけではなく、平均8〜10数年の潜伏期間があります。性交渉や血液を媒介として感染させる能力を有します。